🃏 令和の珍事件簿：城山展望台「ジョーカー札」事件 🃏

🗞 第1章｜城山の午後、事件との遭遇！

その日、ヒーローKは鹿児島の城山展望台にいました。

晴れ渡る空、美しい桜島の眺望。まさに観光──の、はずでした。

しかし、トイレ近くの一角にて。

彼の運命は、一人のおばちゃんとの出会いによって静かに狂い始めたのです。

おばちゃん：「ねぇねぇ、お客さん！旧札あるよ！」

ヒロK：「……なに？」

おばちゃん：「✨今なら旧札を両替して交換できるよ✨」

そして放たれた決定打。

……その瞬間、「おっ、懐かしいな…なんか面白いかも」ヒーローKは、ほんの少し心が動いたのです。

【不自然な紙幣】旧札：板垣退助、違和感

おばちゃんが差し出したのは、どこか懐かしい──

「板垣退助の百円札」風の紙幣でした。

旅先の“記念品”として、悪くない──そう思ったのは、正直なところ。手渡されたのは、どこか懐かしい百円札（板垣退助）風の紙幣。

【AI探偵ソラの出動】ヒーローK、画像を送信す

ヒロKは、やっぱり気になったのでホテルに戻ったときに

スマートフォンで写真を撮影し、AI探偵ソラにデータを送信。

ヒロK：「ソラ、これって本物か？」

探偵ソラ：「解析中……完了しました。これは──ニセモノですね。」

ヒロK：「やっぱ、これは偽札か」

探偵ソラの調査結果により、根拠を示してこれはおかしい。

• ピカピカのピン札（そんな保存状態、あるでしょうか）
• やたら広い余白（余白に逃げた偽物の証）
• ペラつく紙質（誤魔化せぬクオリティ）
• 赤色の印章が妙に安っぽい（コスプレ感、否めず）

極めつけは──**「見本」や「レプリカ」の表示なし**。

完全に「本物に見せかける意志アリ」の代物でした

探偵ソラ：「ヒロK、それ……持っているだけでも問題になりますよ」
「刑法第148条にある『通貨偽造罪・所持罪』に抵触する可能性があります」

「“偽札と知っていて持ち歩く”だけでも違法です

「こういった札は、“流通させないこと”が一番大切なんです」

ヒロKは、青ざめて考え込みました。

「まじか……だったら、通報だな」そして、ヒロKは一つの決断を下します。

【通報劇】令和の正義はAIと共にある

ヒロKは警察（※鹿児島市内）に通報。

ヒーローK：「あのー・・・おばちゃんに旧札を渡されました。これ、AIが偽札って言ってたので、連絡しました」

警察：「ん？・・・（上司に確認その後）どちらでですか？」

ヒロK：「城山展望台のトイレ前です。あ、AIが通報しろって言ってたので……」

警察：「……AI？……。そうなんですね。承知しました
事情聴取は協力できますか？」

ヒロK：「旅行できているので、事情聴取はちょっと・・・匿名通報でもいいですか？」

警察：「そうなんですね。承知しました。偽札かわかりませんが、銀行に持っていくようにお願いしますね」

現代の通報は、もはやAIとの共同作業。

警察もその事実に驚きつつ、情報を受け取りました。

なお、ヒロKは匿名で通報。

余計な面倒を避ける、実に賢明な判断です。

【偽札の処理】正義の手により紙片へ

警察は「銀行に提出を」と案内しましたが──

ヒロKはAIに相談する。

探偵ソラ：「ヒロK、これは明らかに“本物に見せかけた札”です」

「そして──万が一の話ですが……」

「この札を“何かの拍子で落としたり、見つかったり”した場合、」

「“偽札を所持していた”という形で事情聴取を受ける可能性があります

ヒロK：「警察は“銀行に持ってけ”って言ってたけど……どうなんだ？」

探偵ソラ：「はい、たしかにそれが一番“公式な対応”です」

「銀行では真偽の確認を行い、

・本物→そのまま引き換え

・偽札やレプリカ→警察に通報されて“証拠として回収”

という流れになります」**

「たとえもらったものでも、“偽札だと知っていて保持していた”とされれば、刑法第148条の“所持罪”に該当する可能性もあります」

ヒロK：「え…たとえ、持ってただけでも？偽札持って歩くとか危ないだけでしょ。銀行持っていこうかな。」

探偵ソラ：「ただし銀行でも“持ち込んだ人＝あなた”が事情を聞かれることになります。悪い立場にはなりませんが、時間を取られる可能性は高いです──」

ヒロK：「ジョーカーだな。もってるだけで、リスクしかない・・・」

【ジョーカーの処理】証拠と責任

「銀行でも“持ち込んだ人＝あなた”が事情を聞かれることになります。悪い立場にはなりませんが、時間を取られる可能性は高いです」探偵ソラに言われてヒロKは考え込むます・・・

そして下された、冷静かつ迅速な判断。

「……だったらもう、オレが責任持って処分するよ」

そう決めたヒロKは、偽札を破棄し、証拠として画像だけを保存。

それが“誰にも迷惑をかけず、偽札を流通させない”最良の方法でした。

ビリビリビリ……

ホテルの室内にて、ジョーカー札は裁かれ、紙片と化したのでした。

現物は破棄。

証拠画像のみを記録として残し、事件は完璧に終息したのです。

🧾 補足（刑法第148条：通貨偽造及び変造の罪）

刑法 第148条 第1項

「 行使の目的で、通用する貨幣、紙幣又は銀行券を偽造し、又は変造した者は、無期又は3年以上の拘禁刑に処する。」

つまり──

「偽物だと知ったうえで持っていた」だけでも違法となる場合があるのです。

【教訓】「令和の防犯」五か条

1. 怪しいとか違和感感じたら、AIに相談。
2. 不審な紙幣・書類はAIに聞け。
3. 通報は迷わず、でも冷静に要点をAIに相談。
4. 偽札を流さず、潰す勇気を。
5. AIと共に、ヒーローKは今日も旅を続ける。

※本記事は、筆者による実体験をもとに一部演出を加えた記録です。

実在する人物・団体への誹謗中傷を目的としたものではありません。

「読者への一言」

あなたなら、こんなときどうしますか？
偽札を手にしてしまったとき──通報しますか？